Dec 18, 2015
正しく学ぶ「烏取方式」
鳥取方式の芝生の成り立ち・ヒストリー
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日本で芝生と言えば綺麗な庭園や競技場を想像すると思います。
日本人が抱く芝生のイメージは「デリケートで管理が大変」というイメージが大半だと思います。芝生が傷むからとの理由で立ち入り禁止や利用制限があったり・・・
芝生化は一般人にとっては敷居が高く、管理面でも「維持管理が大変」という思いがありました。
芝生に対する固定観念を私たち日本人は自然に植え付けてられていたのかもしれません。
そんな日本の常識・芝生に対する固定概念に風穴を 開ける人物が現れました。

それが鳥取市在住のニュージーランド人ニール・スミス氏です。
彼は2002年9月にグリーンスポーツ鳥取(GST)を立ち上げ、鳥取県が管理していた2万平方mの牧 草地を借り受け、地域住民と芝生専門の大学教授の力を借りながら、安価で維持管理が容易な新たな芝生化のスタイルを確立しました。
そして全国の校庭を芝生 化しようと踏み出したのです。
「校庭は土であるべき」という声や行政の壁にぶつかりながらも、彼は地道に賛同者を増やし、全国各地に鳥取方式による校庭の 芝生化が広まりつつあります。
『鳥取方式』の芝生化は、県内の学校・保育園・河川 敷などをはじめ、既に全国百ヶ所以上で実践されているほか、日本サッカー協会やサッカー日本代表のトルシエ元監督などからも注目を浴びています。
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